酸素ハウス®|よくある質問|株式会社ユーメディック

よくある質問

素人なので、うまく使えるか心配です。

ご心配には及びません、とても簡単です。まず、酸素濃縮器とケージを付属の透明ホースでつなぎます。そして、酸素を供給する酸素濃縮器の電源コードを壁のコンセントに差し込んでください。あとは電源スイッチを入れるだけで、ケージ内は適切な酸素濃度に自動調節されます。

酸素はいつまでも出てくるのですか?

酸素ボンベを使わない酸素濃縮器タイプです。中に入っているゼオライトを使用することで、酸素を生成、供給します。ゼオライトは半永久的ですから、電源と空気さえあれば、器械が壊れない限り酸素は供給されます。

ケージに孔が開いてますが、酸素は逃げないのですか?

大丈夫です。酸素濃縮器から供給される酸素濃度と、無菌空気量と、ケージの容積、更にケージの穴の面積をも含めて計算し、自動的に約30~38%の酸素濃度になるよう設計しています。

ケージ内の「温度」管理は、どうするのですか?

【温度を下げる場合】動物の種類や今までの生活環境で微妙な違いはありますが、例えば犬は高温に弱い傾向があり、一般的には「25℃以上に上げない方が良い」といわれます。ケージ内はどうしても動物の体温で温度が上昇します。テルコムの実験では、「酸素ハウス」は1時間半位しますと動物の体重1kg当り、0.6℃温度が上昇しました。しかし、ケージに通気孔を沢山開けていますので、それ以上は上昇しません。それでも体重5kgの場合、部屋の温度より3℃上昇しますので、温度対策をとった方がよいです。ペットボトルに水を入れ冷凍庫で凍らせ、ケージに入れる方法をオススメしています。【温度を上げる場合】ペットショップ等で売っている保温マットをケージの底に敷いてください。ケージの中に入れても、又はマットを敷いた上にケージを載せても結構です。人が冬場に風邪を引きやすいのは、寒さで血管が収縮し、白血球が減り免疫力が低下するためだそうです。体の弱った動物たちにも、あまり寒い思いはさせないほうが良いようです。ケージに送り込まれる酸素・空気は無菌状態になっていますから、ケージ内は清潔を保ち、中に入っている時間を長くさせて上げてください。

ケージ内の「湿度」が気になります。

酸素濃縮器から毎分10Lの乾燥した酸素混合空気が、ケージに送り込まれていますので、ケージ内が湿気で蒸れて不快になりにくい設計となっておりますが、中に入れるペットの大きさや外気温により湿度が上昇する場合もあります。その場合にはお部屋の温度を下げたり、水を入れたペットボトルを凍らせ、ケージ内に入れる等の対策が必要となります。 ※湿度を高くする必要がある場合には、加湿装置をご利用ください。

小型か、中型か、ケージサイズの選び方は?

ケージの大きさは、中に入る子の体重だけでなく、横になった時の大きさ、ケージ内で立った時の高さ、また狭い方が落ち着く子だったり、広い方が好きな子だったりと性格によっても変わります。体重でいうと、小型ケージは5~6kgくらい、中型ケージで15kgくらいまでです。ただし、体重はあくまで目安にして多少余裕を持たせたケージを選んでください。というのも、ケージに慣れていないと、最初はほとんどの子が興奮しますので、呼気に含まれる湿気でケージ内の湿度や温度が上がり過ぎる場合があります。そのため、余計息苦しくなることもあるからです。●小型ケージ:巾60cm×奥行き40cm×高さ40cm ※型は数種類あります。●中型ケージ:巾80cm×奥行き55cm×高さ55cm ※新聞紙見開き大の大きさです。◆ケージの大きさは、品種・使い方によって変わりますのでご相談ください。

電気代はどのくらいかかりますか?

1kw/h 23円として計算すると、24時間つけっぱなしで、1日154円。1ヶ月で4636円です。

吸入させる酸素濃度を、変えることは出来ますか?

ケージ内は酸素濃度35%前後に保たれ45%以上の高濃度にはなりませんので、基本的にケージの中で呼吸が落ち着いている場合は、何も手を加える必要はありません。●濃度を下げたい場合:ケージの丸窓を1つ開けると3~5%程酸素濃度が下がります。●濃度を上げたい場合:ケージの側面の孔を塞ぐと酸素濃度を上げることが出来ます。※濃度設定には、いくつか注意事項もありますので、事前によくご相談ください。

器械が動かなくなりました!どうすればいいの?

●ブレーカーが下がっていませんか?:器械の後ろ側にブレーカーの穴があります。酸素濃縮器に何かの拍子で一時的に通常以上の電流が流れたり、電圧が下がったりした場合、酸素濃縮器の安全装置が働いて器械内のブレーカーが落ちることがあります。これはご家庭のブレーカーが落ちないように、先に酸素濃縮器のブレーカーが落ちる仕組みになっているためです。酸素濃縮器のブレーカーが下がっている場合は、ブレーカーを上げていただければほとんどの場合復旧いたします。●ブレーカーが下がっていない場合:器械のコンセントを抜いて、5~10分後に電源を入れ直してください。※どちらでも復旧しない場合、弊社にお問合せください。整備・点検をして間違いのないものを納品しておりますが、万が一故障があった場合は代替の器械をお持ちいたします。

停電したら、ケージ内の酸素はなくなりますか?

通常通りのご使用の場合は、ケージに孔を開けていますから窒息する心配はありません。しかし、ケージ内は酸素濃縮器から供給される空気の還流が無くなるため、体温が上昇したり湿気が充満します。扉を開けてください。