ケージ内の「温度」管理は、どうするのですか?
【温度を下げる場合】動物の種類や今までの生活環境で微妙な違いはありますが、例えば犬は高温に弱い傾向があり、一般的には「25℃以上に上げない方が良い」といわれます。ケージ内はどうしても動物の体温で温度が上昇します。テルコムの実験では、「酸素ハウス」は1時間半位しますと動物の体重1kg当り、0.6℃温度が上昇しました。しかし、ケージに通気孔を沢山開けていますので、それ以上は上昇しません。それでも体重5kgの場合、部屋の温度より3℃上昇しますので、温度対策をとった方がよいです。ペットボトルに水を入れ冷凍庫で凍らせ、ケージに入れる方法をオススメしています。【温度を上げる場合】ペットショップ等で売っている保温マットをケージの底に敷いてください。ケージの中に入れても、又はマットを敷いた上にケージを載せても結構です。人が冬場に風邪を引きやすいのは、寒さで血管が収縮し、白血球が減り免疫力が低下するためだそうです。体の弱った動物たちにも、あまり寒い思いはさせないほうが良いようです。ケージに送り込まれる酸素・空気は無菌状態になっていますから、ケージ内は清潔を保ち、中に入っている時間を長くさせて上げてください。